201802132258東方神起の復活ライブ “露骨に”表現した二人の熱い思いとは?〈AERA〉

 

 

 

 

東方神起の復活ライブ “露骨に”表現した二人の熱い思いとは?〈AERA〉

2/11(日) 16:00配信

AERA dot.

 5大ドームを舞台に17公演。78万人を動員した東方神起の復活ライブが終わった。「少しでもファンの近くへ」という想いがビンビン伝わる構成。東京ドーム公演の最終日をレポートする。

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 2017年12月21日午後6時。東京ドーム内のライトが消えると、5万人を超えるファンが手にした赤いペンライトが一斉に光った。出現したのは、まさに「レッドオーシャン」。

 真っ赤な海が波立つ中、オープニング映像では黒いマントをかぶった女性がユンホ(31)とチャンミン(29)を誘う。重い扉の向こうには、別の世界が広がっていた。近未来的かつダイナミックな映像は、まるで短編映画のようなクオリティーだ。

 パンッという音で我に返ると、メインステージの両端にユンホとチャンミン。ショータイムの始まりだ。

「二人の歴史をここから再び始める」

 そんな想いを込めた復活ライブ「東方神起LIVE TOUR 2017~Begin Again~」。オープニングを飾った復帰第1弾シングルの「Reboot」ですでに、二人の存在感に圧倒される。力強いビート。ブランクを感じさせない、キレのいいダンス──。

 ステージに描かれた双頭の不死鳥は、権威の象徴とされる「双頭の鷲」のようにも見える。「絶対王者の帰還」を思わせるとともに、「ユンホとチャンミンの才能が一つになって東方神起だ」という実感が胸に迫る。

「ファンに会いたい気持ちを“露骨に”表現した」

 というチャンミンの曲紹介で、5万人が「逢いたくて逢いたくてたまらない」を大合唱。

 歌が心の距離を縮めてくれたとすれば、物理的な距離を縮めてくれたのは、斬新な舞台装置と演出の数々だった。

 とりわけ度肝を抜かれたのは、移動式のステージだ。

 左右のスタンド席すれすれまでのびるメインステージに目を奪われていると、アリーナの中央に設けられたサブステージを中心に、これまでの長さの3倍にも及ぶという花道が、360度回転し始めた。

長方形のスケルトンのステージが観客の頭上を移動していく。さらにこのステージは、中央から左右に分かれてスタンド近くまで動き、二人をアリーナのすみずみまで運んでくれた。

 ユンホとチャンミンもこの舞台装置を最大限に活用し、メインステージの端の端まで走ったり、花道を繰り返し往復したり。それだけではない。アリーナの外周を一周するトロッコに乗ってサインボールを客席に投げ込む、ワイヤーフライングでスタンド席の最上階近くまで飛んでいく。約2年ぶりに再会したファン一人ひとりと目を合わせようとするかのように、まさに東京ドーム内を駆け回った。

 美しい日本語でブラックジョークを飛ばすチャンミンと、すぐにふざけてみせるユンホ。二人の「ゆる~い」トークも、東方神起ライブの楽しみだ。

 例えばチャンミンは、ファンの応援ボードを見て、

「4人で“お・か・え・り”って1文字ずつ作ってきてくれたんだと思うんですけど、“お・え・か・り”になっていて。ちょっと、もったいないなと思います」

 トークを終えて曲に行こうとする二人にファンが「え~!」と声を上げると、今度は、

「え~! という声を聞くと、もっと次の曲に行きたくなっちゃうんですよね」

 という「ドS」な発言で悶絶させた。

 一方、ワイヤーフライングを終えた後のユンホは、

「男の痛みがあるけど、それに耐えながらみんなのために頑張っています」

 とドームを爆笑させ、ツアータイトルを「ビギアゲ」と略したチャンミンに、

「僕のことをユンちゃんって言うのと同じだね! チャンちゃんはなんだか変だけど」

 ライブ中盤の二人は、とりわけ微笑ましかった。

 チャンミンが、話をしているうちにユンホがだんだん自分に近づいてきている、と指摘したときだ。

「自分が地球の中心になりたいのはわかるけど、バランスっていうものがあるんだから。ステージのセンターに寄って来ないでください」 

大好きなチャンミンに近づきたいという、ユンホの無意識の欲望が表れている──。ファンはそう思ったに違いない。

 アンコールを含めて全27曲、3時間半にも及んだ今回のライブ。そのライブの締めくくりには、復帰後のニューシングルに収録するために新しく録音し直された「Begin~Again Version~」が選ばれた。

 そう歌う、東方神起の代表的なバラードだ。ファンにとってはとても大切で、意味が深い1曲。ライブは最初から最後まで、ファンを思う二人の気持ちに彩られた。

 アンコールの途中、エンディングトークでは、

「みなさんは大切な存在。これからも守っていきたいなと思います」

 とユンホが言えば、チャンミンも言う。

「みなさんからもらっている奇跡のような愛のおかげで、二人はここまで来られたと思います。二人の居場所をつくってくださって本当に感謝しています。僕たちにできるのは、できる限り精いっぱい歌って踊ることだと思います。それをこれからも、できるだけ一生懸命、やり続けたいと思います」

 そして、こう続けた。

「世の中には、誰も気づかないくらい傷ついている人も多いみたいです。家族、恋人、友達、大切な人たちの手を握り、抱きしめ、慰めてあげてください。寒い冬には、そういう愛が必要です」

 すべてを終えてステージを降りる瞬間、ユンホの後ろ姿をカメラがとらえた。後ろを向いたまま、腕をぐるぐると回して叫ぶように言う。

「We are T ! みんなは俺たちのプライドだ!」

 ありがとう。私たちのプライドは東方神起──。そんなファンの心の声が聞こえた気がした。(ライター・酒井美絵子)

※AERA 2018年2月5日号

 

 

 

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